「Webサイトを作りたいけど、どのやり方がいいのかわからない」
Wix、WordPress、フルオーダー開発——選択肢が多すぎて迷ってしまう方は多いです。それぞれ特徴が大きく異なるため、目的に合わない方法を選ぶと、後から後悔することにもなりかねません。
この記事では、3つの選択肢を8つの項目で徹底比較します。最終的にどれが自社に合うかを判断できるようになることを目指しています。
3つの選択肢をざっくり理解する
まず、それぞれの概要を簡単に整理します。
Wix・STUDIOなどのノーコードツール
プログラミングの知識がなくても、ドラッグ&ドロップの操作だけでWebサイトが作れるサービスです。アカウントを作ればすぐに始められる手軽さが特徴です。
WordPress
世界中で最も使われているCMS(コンテンツ管理システム)です。専用のサーバーとドメインを用意してインストールして使います。テーマやプラグインを組み合わせることで、幅広いサイトに対応できます。
フルオーダー開発
エンジニアがコードをゼロから書いて作る方法です。デザインも機能もすべてオリジナルで作れるため、自由度は最も高くなります。
それぞれの特徴を詳しく見ていく
Wix・STUDIOなどのノーコードツール
メリット
操作がシンプルで、専門知識がなくても自分でサイトを作れます。月額料金を払えばサーバー管理も不要で、始めるまでのハードルが非常に低いです。テンプレートも豊富で、デザイン面でも一定のクオリティを出しやすいです。
デメリット
デザインや機能のカスタマイズに限界があります。サービス独自の仕様に縛られるため、細かい調整が難しく「もう少しこうしたい」という場面で詰まることがあります。また、将来的に別のシステムへ移行する際にデータを持ち出しにくい点も注意が必要です。SEO対策の自由度も他と比べると低い傾向があります。
こんな方に向いている
とにかくすぐに公開したい、費用を最小限に抑えたい、更新や管理を自分でやりたいという個人・フリーランスの方に向いています。
WordPress
メリット
世界シェアNo.1のCMSだけあって、対応できるサイトの幅が非常に広いです。ブログ・コーポレートサイト・ECサイト・予約システムなど、プラグインを活用することでほぼあらゆる用途に対応できます。SEOへの対応も手厚く、検索エンジンからの集客を意識した設計がしやすいです。また、管理画面から記事の更新や画像の差し替えが簡単にできるため、制作後の運用もスムーズです。
制作会社やフリーランスのエンジニアに依頼できる環境も整っており、困ったときにサポートを受けやすいのも大きな強みです。
デメリット
自分で始めるにはサーバーとドメインの契約・設定が必要で、ノーコードツールと比べると初期の手間がかかります。また、プラグインや本体のアップデート管理が必要で、放置するとセキュリティリスクが生じることがあります。とはいえ制作会社に依頼する場合は、この点も含めてサポートしてもらえます。
こんな方に向いている
継続的にブログや情報を発信したい、SEOで集客したい、将来的に機能を拡張したいと考えているスタートアップ・小規模企業に特に向いています。
フルオーダー開発
メリット
デザインも機能もすべてゼロから作るため、自由度は3つの中で最も高いです。独自の予約システムや会員管理、複雑なデータ処理など、他の方法では実現しにくい機能も作り込めます。ブランドの世界観を妥協なく表現したい場合にも向いています。
デメリット
費用と開発期間が大きくかかります。また、完成後の修正や機能追加にも都度開発費用が発生するため、運用コストが高くなりやすいです。依頼するエンジニアや会社の技術力に品質が左右される点も考慮が必要です。
こんな方に向いている
既存のツールでは実現できない独自機能が必要な場合、大規模なサービス開発を行う場合など、特定の要件が明確にある企業に向いています。
目的別おすすめ早見表
| 項目 | Wix・STUDIO | WordPress | フルオーダー開発 |
|---|---|---|---|
| 費用感(初期) | 低〜中 | 中 | 高 |
| 月額コスト | 中(サービス料) | 低(サーバー代のみ) | 低〜中(保守費用による) |
| 開発スピード | 速い | 普通 | 遅い |
| デザインの自由度 | 低〜中 | 中〜高 | 高 |
| 機能拡張のしやすさ | 低 | 高 | 高 |
| 運用・更新のしやすさ | 高 | 高 | 低〜中 |
| SEOへの対応 | 中 | 高 | 高 |
| おすすめの用途 | 個人・テスト公開 | 企業サイト全般 | 独自システム開発 |
結論|スタートアップ・小規模企業にWordPressが選ばれる理由
3つを比べると、スタートアップや小規模企業にとって最もバランスが良いのはWordPressです。
初期費用を抑えながら、SEO対策・ブログ運用・問い合わせフォームといった集客に必要な機能を一通り揃えられます。管理画面から自分でコンテンツを更新できるため、制作後の運用も無理なく続けられます。将来的に機能を追加したくなったときも、プラグインや追加開発で柔軟に対応できます。
「まず公開して、育てていく」というスタートアップらしいスピード感にも、WordPressは合っています。
もちろん、独自の予約システムや複雑な機能が必要な場合はフルオーダー開発が適していますし、とにかく手軽に試したいという場面ではWixも有効です。まずは「自社が何を実現したいか」を明確にすることが、選択の第一歩になります。
サクウェイのWeb制作サービスについて
サクウェイでは、WordPress を中心としたWeb制作サービスを提供しています。「何から始めればいいかわからない」という段階からご相談いただけます。ヒアリングシート形式で打ち合わせの負担を最小限にしながら、目的に合ったサイトを一緒に作り上げます。