「とりあえずホームページが必要だから作った」

こんな理由でWebサイトを作ると、公開後に「思ったより問い合わせが来ない」「サイトを作ったけど何も変わらない」という状況に陥りがちです。

Webサイトはただ存在するだけでは機能しません。何のために作るのかという「目的」を明確にした上で設計することで、はじめて結果につながります。

この記事では、Webサイトを持つ主な4つの目的と、それぞれの設計のポイントを解説します。


なぜ「目的」が重要なのか

目的によって、サイトに載せるべき情報・デザインのトーン・ページ構成・問い合わせへの導線がすべて変わります。

たとえば、採用を目的としたサイトと、新規顧客への集客を目的としたサイトでは、伝えるべきメッセージも、見せるべきコンテンツも異なります。目的を決めずに作ると、どちらにも中途半端になってしまいます。

「誰に、何を、どう伝えたいか」——この問いに答えることが、Webサイト制作の出発点です。


目的別:Webサイト設計のポイント

目的① 企業アピール・ブランディング

こんな会社に向いています
取引先や提携先に会社の実力・想いを伝えたい、ブランドイメージを統一したい、という企業に向いています。

設計のポイント

  • 代表者のメッセージや会社の理念を前面に出す
  • 実績・事例・受賞歴など、信頼を裏付ける情報を充実させる
  • デザインのトーンをブランドイメージと統一する
  • 「この会社と仕事をしたい」と感じてもらえる世界観を作る
    企業アピールを目的とする場合、情報量よりも「伝わる質」が重要です。洗練されたデザインと一貫したメッセージが、ブランドの印象を大きく左右します。

目的② 集客・問い合わせ獲得

こんな会社に向いています
新規顧客をサイト経由で増やしたい、広告に頼らない集客の仕組みを作りたい、という企業に向いています。

設計のポイント

  • ターゲットが検索するキーワードを意識したページ構成にする
  • 訪問者の悩みや課題から話を始めるコンテンツを用意する
  • 問い合わせへの導線(CTAボタン)を複数箇所に設置する
  • ブログや記事を定期的に更新して検索流入を育てる
    集客を目的とする場合、SEO(検索エンジン対策)への意識が欠かせません。「作って終わり」ではなく、コンテンツを積み上げることで時間とともに集客力が育つサイトを目指します。

目的③ 採用・リクルート

こんな会社に向いています
優秀な人材を採用したい、求人票だけでは伝えられない職場の魅力を伝えたい、という企業に向いています。

設計のポイント

  • 代表者・スタッフの顔写真やインタビューで職場のリアルを伝える
  • 働く環境・福利厚生・キャリアパスをわかりやすく整理する
  • 「どんな人と働きたいか」という採用基準やカルチャーを明示する
  • 応募への導線をシンプルにする(フォームの入力項目を絞るなど)
    採用を目的とする場合、求職者は「この会社で働くイメージが持てるか」を判断しています。数字やスペックより、人の温度感や職場のリアルが伝わるコンテンツが効果的です。

目的④ 信頼性の担保

こんな会社に向いています
創業直後で実績がまだ少ない、金融機関や取引先にWebサイトのURLを求められる、名刺代わりとして会社の存在を証明したい、という企業に向いています。

設計のポイント

  • 会社名・所在地・代表者名・連絡先を明確に記載する
  • 事業内容・サービス内容をシンプルにまとめる
  • 会社概要・プライバシーポリシーなど、基本的なページを揃える
  • 清潔感のあるデザインで「ちゃんとした会社」の印象を作る
    信頼性の担保を目的とする場合、豪華なサイトは必要ありません。必要な情報が整理されていて、安心して取引できると感じてもらえることが最優先です。創業期にまず必要なのは、このタイプのサイトというケースが多いです。

目的が複数ある場合はどうする?

「集客もしたいし、採用もしたい」という場合は、まず優先順位を決めることが重要です。

すべての目的を一つのサイトに詰め込もうとすると、メッセージが分散して訴求力が下がります。メインの目的を一つ決めてサイトを設計し、サブの目的はページを分けて対応するのが現実的です。

また、事業の成長に合わせてサイトを育てていく方法もあります。最初は信頼性の担保を目的としたシンプルなサイトから始め、軌道に乗ったら集客・採用向けのコンテンツを追加していく——こうした段階的なアプローチが、スタートアップや小規模企業には特に向いています。


まとめ

Webサイトを作る前に確認しておきたいことを整理します。

  • サイトを通じて「誰に」「何を」伝えたいかを明確にする
  • 目的によって設計・コンテンツ・デザインのすべてが変わる
  • 複数の目的がある場合は優先順位をつけて設計する
  • まずシンプルに始めて、事業の成長に合わせて育てていく
    「何のために作るか」が決まれば、作るべきサイトの形は自然と見えてきます。

サクウェイのWeb制作サービスについて

サクウェイでは、目的に合わせたWebサイト制作をサポートしています。「何を目的にすればいいかわからない」という段階からご相談いただけます。ヒアリングシート形式で打ち合わせの負担を最小限にしながら、目的に合ったサイトを一緒に作り上げます。

「まず費用感だけ知りたい」「どんなサイトが自社に合うか相談したい」など、お気軽にお問い合わせください。

Web制作サービスの詳細を見る